コシヒカリの遺伝情報 解読(NHKニュース)

日本一の栽培面積と生産量を誇る「コシヒカリ」の「ゲノム」と呼ばれる遺伝情報の解読に茨城県つくば市にある研究所が初めて成功し、今後の稲の品種改良に大きく貢献すると期待されています。
遺伝情報の解読に成功したのは、茨城県つくば市の農業生物資源研究所の山本敏央主任研究員のグループです。
研究グループは、30年にわたって、日本一の栽培面積と生産量を誇るコシヒカリの遺伝子の特徴を細かく把握しようと、ゲノムの解読を進めてきました。
その結果、おいしさをつかさどる部分や、米粒の大きさ、いもち病や冷害に対して強いか弱いかなどがゲノムの中で特定できたということです。
さらに、この分析手法がコシヒカリ以外の品種に応用できることもわかりました。
稲の遺伝情報については、これまで日本の代表的な品種、「日本晴」で判明していましたが、コシヒカリの遺伝情報の解読に成功したことで、日本晴との比較によってコシヒカリが持つ特徴をつかむことができるということです。
山本主任研究員は「遺伝情報が解読できたことで、コシヒカリを中心によりおいしく病気に強い稲が効率的に品種改良できるようになる」と話しています。
NHKニュースより
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20100525/t10014660341000.html
倒伏しない、害虫に強い、病気にならない・・・こんなコシヒカリができそうです!わーい(嬉しい顔)